皆さま、こんにちは。
現在、僕は6ヶ月住んだアリススプリングスを離れ、新しい場所で仕事を探している最中です。
オーストラリアで仕事探しをする際、インターネットなどの求人広告に応募することももちろんありますが、まだまだレジュメ(履歴書)を直接配って歩くパワープレーも主流です。
考えてみると、個人情報をばら撒くのですからけっこうリスクがある方法なのでは?とも思うのですが、ともかくこの飛び込み営業みたいな手法が効率的でもあるのです。
そんなわけで、このレジュメというやつを作って印刷しなければならないので、先日とある日本人向けの施設に行きました。
そこは日本語の情報がたくさん集まっており、自由に使えるパソコンで印刷などのサービスも利用できるのです。印刷はだいたいどこの図書館でもできるのですが、手順が面倒だったりするのでこちらにしました。
事前に作ったファイルをUSBメモリに入れて、さっそくパソコンを動かしたのですが、
デスクトップに他の人のレジュメがたくさん残ってる…
前にここで印刷した人のものだと思うんですが、それはもう無防備に残されていたのです。
こういう施設や、バックパッカーズなどのパソコンを見ると、けっこう誰かのレジュメが残されていることがあります。しかも一番目立つデスクトップに堂々と。
うっかり消すのを忘れたのか、そもそも別に消す必要もないとお考えなのかは分かりませんが、
こうやって見知らぬおっさんが持ち帰ることも簡単にできてしまうわけです。
(画像はイメージです。)
しかも、試しに覗いてみたところ、驚くことに全て女性のものでした…。
(画像はイメージです。というか僕のレジュメです。)
レジュメには個人情報がたくさん。名前や生年月日、住んでいる場所、携帯電話の番号、職務経歴などなど…
僕は個人情報を悪用する方法は知りませんが、どこでどう悪用されるか分かったものではありません。女性は特に注意が必要だと思います。
更新日時が近ければ、まだこの住所に住んでいるだろうと仮定して待ち伏せされたり、
怪しい業者から鬱陶しいDMや求人情報を送り付けられたりすることも考えられます。
日本では個人情報の取り扱いが厳しくなっているので、きちんとした会社なら履歴書の取り扱いについて明記されていることが多いものですが、オーストラリアのワーホリではこの「個人情報ばら撒き型」の就活がまだまだ主流。
(オフィスワークなど、もっとカチッとした仕事を探す場合については分かりませんが…)
もしかしたらITに強い人にとっては、公共のPCを使うこと自体がまずいのかもしれませんが、可能な限りのリスク回避はしておいたほうが良いでしょう。
ということで皆さま、公共のPCで印刷などする際は、自分のデータを残しておかないようにしましょう。
日本のインターネットカフェなどは、再起動すると保存したデータが消去されるようなプログラムが入っていることが多いので、それに慣れている方もいらっしゃるかもしれません。
が、バッチリ残されたレジュメ、けっこうよく見かけます。
個人情報の取り扱いには、十分にご注意ください。
≪注≫
今回チラ見した他所の方のレジュメは全て削除済みです。
家に押しかけたりしませんので、ご安心ください。
《お知らせ》
「にほんブログ村」に参加させて頂きました。
実は「にほんブログ村」を運営されている会社様とは前職時代にご縁がありまして、何度か本社にお邪魔したことがあり…ってこういうことはあまり書いちゃ駄目なのか。
とにかく、色々やればやるほど、更新する意欲が上がりそうな気がする…
どうぞよろしくお願いいたします。