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オーストラリアで最高の動物園…かも。カバシャム・ワイルドライフパーク!

投稿日:2017年3月13日 更新日:

皆さま、こんばんは。

 

オーストラリアの良さと言えば、やっぱり豊かな大自然。前回ご紹介したクォッカを始め、コアラやカンガルーといったお馴染みの動物たちに会える動物園は、オーストラリア観光には欠かせません。

僕はこれまで、クイーンズランド、タスマニア、ビクトリア、そして今いるパースで4つの動物園に行きました。どこもそれぞれの良さがありましたが、先日行ったカバシャム・ワイルドライフパーク(Caversham Wildlife Park)はとても素晴らしく、パースを訪れる方にはぜひおすすめしたい場所です。

今回は、そんなカバシャム・ワイルドライフパークの良さをご紹介します。猫カフェ、ロットネスト島に続く動物もの第3弾。アクセス数アップに動物の力を借りる作戦であります。

カバシャム・ワイルドライフパークとは?

パース中心街から北東へ20kmほどのところにある、Whiteman Parkという大きな公園の中にある動物園です。
「動物園=Zoo」と比べて、より自然に近い形で動物を飼育しているのがWildlife Park…?という解釈なのですが、どなたかご存知でしたらお教えください。
当ブログでは、日本語の使い分けが分からないので現状「動物園」で統一させて頂いております。


住所:B/99 Lord St, Whiteman WA 6068
電話番号:+61 8 9248 1984
入場料:大人$28、子ども$12.5(3-14歳)

※開園時間、イベントのスケジュールなどはホームページでご確認ください。

 

車があると楽なのですが、公共交通機関を使う場合はややアクセスが難しいです。
パース駅からMidland Lineという電車に乗り、途中のBassendeanという駅で降りて、そこからバスに乗り換えました。

バスの運転手さんが、

「入り口でシャトルバスを呼ぶといいよ。歩くと大変だから!」

と教えてくれました。最初は何のことか分からなかったのですが、バスを降りてその意味が分かりました。

バスはWhiteman Parkの入り口までしかいかないのですが、なにせ大きな公園なので、ここからカバシャム・ワイルドライフパークまでもけっこうな距離があります。
そこで、入り口に設置されている電話でシャトルバスを呼ぶとスタッフさんが迎えに来てくれます。料金は週末だと2ドルだったと思いますが、行った日は平日で無料でした。

 

観光スポットとして有名なピナクルスなどへ行くツアーには、パッケージとしてこのカバシャム・ワイルドライフパーク行きが付いているものもけっこうあります。
ツアーでは一時間程度しかいない場合が多いようですが、ぜひたっぷり時間をとって楽しんでほしい場所です。

 

飼育されている動物は?

コアラ、カンガルー、ワラビー、ウォンバット、タスマニアンデビル、クォール、ポッサム、ディンゴ、ハリモグラ、クカバラ、エミュー、カソワリーなどなど。オーストラリアのシンボルとも言える動物たちが目白押しです。

前回ロットネスト島の記事でご紹介した、クォッカさんもいらっしゃいます。

【クォッカさん】パース屈指の人気スポット、ロットネスト島はこんなところ!【お得情報あり】
【クォッカさん】パース屈指の人気スポット、ロットネスト島はこんなところ!【お得情報あり】 …

 

 

オーストラリアは動物の保護に力を入れているためか、動物園の入場料はどこもけっこう高く、$30以上するところが多いです。それを考えるとここは少し安いくらいに感じました。

 

一方パース中心街の南、スワンリバーの対岸にあるパース動物園には、ライオンやトラ、キリン、サイにゾウといった動物園の花形スターたちがいます。
よりオーストラリアらしいのはカバシャム・ワイルドライフパークだと思いますが、ここはお好みで選んでください。

イベントのご紹介

ここからは、カバシャム・ワイルドライフパークで楽しめるイベントをご紹介します。

1.カンガルー・フィーディング(餌付け)

オーストラリアの動物園の定番、カンガルー&ワラビーの餌付け。
野生のカンガルーやワラビーは近づくと逃げていきますが、


ここにいるカンガルーたちは人に慣れまくりです。
オーストラリアらしい写真が撮れる、外せないポイント。

お目汚しですいません、私です。
こちらはアジャイル・ワラビーという種類のワラビー。

2.ウォンバットと記念撮影


こちらの一番人気のイベントが、ウォンバットとの記念撮影。


この堂々たる風格の持ち主は、ケバナウォンバットという種類のウォンバット。
直接抱っこできるわけではありませんが、飼育員さんが抱いたウォンバットさんに優しく触れながら、記念撮影ができます。

飼育員さんがもう一人ついて写真を撮ってくれるので、一人旅でも安心。


この他、大きなヘビを抱いて記念撮影ができたり、珍しいクォールを間近で観察できたりします。

 

3.コアラと記念撮影

オーストラリアの代名詞、コアラとの記念撮影もあります。
コアラは夜行性のため、昼間は寝ていることも多いようで、ちょうど起きている機嫌の良さそうな子を飼育員さんが連れてきてくれます。

※こちらはコアラ抱っこ不可です※

コアラを抱っこして写真を撮りたい方もいらっしゃると思いますが、ここカバシャム・ワイルドライフパークでは抱っこはできません。西オーストラリア州ではコアラの抱っこは禁止ではないものの、そこは動物園の方針によって変わるようです。

西オーストラリア州でコアラを抱っこできるのは、コフヌ・コアラパークというところだけです。

 

さて、こちらは抱っこはできないものの、軽く触れるのはOK。

「手のひらではなく、手の甲で優しく触れてあげてください」

と言われました。
手のひらだと、特に小さな子どもは力の加減が上手くできず、強く触ってしまうことがあるためだとか。

4.羊の毛刈りショー

こちらもオーストラリアの動物園では定番の、羊の毛刈りショー。
まずは牧羊犬がたくさんの羊を追い込んで、ステージまで連れてくるところを見せてくれました。


密集。

選ばれた一頭の羊の毛を鮮やかに刈っていく様子を披露してくれたり、会場の子どもたちを集めて哺乳瓶を持ってもらい、そこに子羊が猛ダッシュでミルクをもらいに行ったりと大盛り上がりでした。

人が毛を刈るようになる前って、羊はどうしていたんでしょうね。伸ばしっ放し?

カバシャム・ワイルドライフパークのココがすごい!

さて、ここまでは他の動物園にもあるアトラクションですよね。

 

ここ、カバシャム・ワイルドライフパークの素晴らしさ、それは、

 

これらのイベントが全て無料であること!

 

これまでいくつかの動物園を見ましたが、特に動物との記念撮影は、入園料とは別に20ドルほど払うオプションだったり、人気者のコアラはちょっと高くて30ドルだったりというところが多かったです。

ここは元々ちょっと安めの入園料であるうえ、イベントの料金がすべて込み!


カンガルーの餌付けも、紙コップに入った餌を4ドルくらいで買う場合が多いのですが、ここは無料。この巨大なゴミ箱みたいなのに大量に餌が入っており、無制限に取れます。

「手のひら一杯くらいにしてね」

みたいな注意書きがあるのですが、みんなあげまくるので、時間帯によってはお腹いっぱいであまり興味を示してくれない可能性も。
他のお客さんのためにも、餌を大量にばら撒いたりするのはやめましょう。

餌付けゾーンはかなり広いので、端のほうで休んでいるカンガルーにもあげてみると良いと思います。


この日は暑かったので、皆さまこのダラケっぷり。


ディンゴもお疲れなら、


ウォンバットも爆睡。
こちらは記念撮影に登場したウォンバットとは別の、コモンウォンバットという種類。


ボランティアも募集していました。
飼育員を目指す人にもよいかもしれません。


車が無いとちょっと行くのが大変ですが、一日中楽しめるおすすめスポットです。
ぜひ足を運んでみてください。

※本記事の情報は全て2017年3月13日時点のものです※

≪関連記事≫
ビクトリア州バララットの「バララット・ワイルドライフパーク」についてはこちら↓
【ありがとうパトリックさん~世界最高齢の純情ウォンバットを訪ねて~】


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