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【脱!レジュメ配り恐怖症~弱メンタリストのためのレジュメ配り~】

投稿日:2017年2月19日 更新日:

こんばんは、僕です。

ワーホリ生活最大の難関、そうそれは仕事探し
インターネットの求人に応募する、友達に紹介してもらう等々、いくつか見つけ方はありますが、ここオーストラリアではレジュメ(履歴書)を直接配りまくるという方法も主流です。
なんともシンプルな方法なのですが、なかなか度胸がいるもの。かくいう僕もこれが本当に苦手なんです。

一日に何十枚も配りまくる!とにかく配りまくる!
というパワフルな方もいて、本当にすごいなぁと思うわけであります。

できればやりたくないレジュメ配りなんですが、インターネットの求人(英語サイト)は多くが「要経験」のもの。オーストラリアでは何よりも経験が重視され、即戦力が求められることが多いとされています。

日本語の情報サイトにもたくさん求人は出ていますが、その多くはジャパレス、有料のエージェント、女性向けの夜のお仕事、怪しげなネットビジネス等々…
ジャパレスも決して悪いわけではありませんが、やはり簡単に見つけられる分、最低賃金以下の給料しか支払われない場合も多いようです。

有料のエージェントを利用すると一応ほぼ確実に仕事は得られるようですが、最初にかなりの額の手配料がかかるので、資金に余裕がある方向けでしょう。あとの二つはよく分かりません。

そんなわけで、特にローカルのお店で働きたいという人には、やっぱりレジュメ配りは避けて通れない道。僕も今まさにレジュメ配り中なわけですが、自分と同じようにレジュメ配りが苦手な弱メンタリストの方へ向けて、自分なりに感じたコツのようなものを書いてみたいと思います。


レジュメ配りなんざ屁でもねぇわ!
という強靭なメンタルをお持ちの方は、鼻で笑いながらご覧ください。

レジュメ配り…慣れる?

過去にワーホリに行かれていた方のブログを拝見すると、レジュメ配りについてよくこんな風に書かれています。

「初めは怖くて嫌だったんですけど、2、3件配るうちに慣れてきて、あとはスムーズにできるようになりました!」

僕は以前いたダーウィンで初めてレジュメ配りをして、その後移ったアリススプリングスでも配りました。でも生粋のヘタレである僕は未だに慣れません。できればやりたくない。店員さんが頑固そうなおっちゃんだったり、タトゥーバリバリの兄さんだったりしただけでもうビビる。

とはいえ、ヘタレはヘタレなりにやらねばなりません。
これからワーホリへ行く方や、まだレジュメ配りをしたことのない方のために、一応順を追ってやることをご説明します。

レジュメ配りの手順

1.レジュメを作る

まずはこれが無ければ始まりません。
こちらでは日本の履歴書のような決まった形がなく、基本的にはフリーフォーマットで、パソコンで制作します。

厚切りジェイソン氏が日本の履歴書はなんで未だに手書きなの?バカなの?的なことを仰っておりましたが、まったくその通り。最後の最後に漢字を間違えて泣きながら書き直す手間は、オーストラリアでは生じません。

フリーフォーマットとは言え、書くべき内容はある程度決まっています。
また、ワーホリで来る方の多くが働くであろう、飲食店やホテル、ファームなどに向けたものと、企業に就職するために作るものとでは少し異なります。

僕もレジュメは全然上手くないですし、ネットを探せばたくさんの先輩方がレジュメの書き方をまとめてくださっているので、書き方についてはここでは割愛します。

2.レジュメを印刷する

レジュメが完成したら、町の図書館などへ行って印刷しましょう。
大きな街だと日本人向けのサービスを行っている施設などがあり、そこで印刷できることも。

パワフルな方はともかく、弱メンタリストはたくさん印刷しすぎると大量に余る可能性があります。枚数はお好みで。

準備ができました。
以前「個人情報に気を付けよう」なんて言った手前、画像を加工しております。

3.配る

さぁいよいよ一番の難関です。

3-0.まずはイメトレしよう

事前に軽くイメージトレーニングしておきましょう。何と言ってレジュメを渡すかも考えておいてください。

Now I’m looking for a job.Can I leave my resume today?

(今仕事を探しているんですけど、レジュメを置いていってもいいですか?)
とか言えばとりあえずは伝わります。文法とか間違ってたったらすいません。

お友達とロールプレイングしてもよいでしょう。僕は絶対やらないですけど。

3-1.時間に気を付けて町へ

まずターゲットとなるお店に行きましょう。混雑する時間帯はできるだけ避けてください。
飲食店なら、ランチやディナーの時間などは避けましょう。

3-2.狙いを定めろ!

働いている店員さんの中から、一番優しそうな顔の人を選んでください。

3-3.一呼吸置きましょう。

ターゲッティングが終わったら、少し離れた場所から様子を伺い、チャンスを探ってください。忙しそうに動いていたり、お客さんの対応をしている時を避けましょう。

バリスタさんがミルクをスチーミングしていたり、ソムリエさんがワインの香りをチェックしていたり、「ち ょ っ と 今 話 し か け な い で ! ! !」となるタイミングに突撃するのは避けなければなりません。

3-4.時は来た、それだけだ。

その時が来たら、レジュメを持って一気に突入してください。ここであれこれ考えると迷いが生じます。とにかく店に入ってしまいましょう


※写真はイメージです

こちらの店員さんは目が合うと「Hi,How are you?」「How can I help you?」なんて声をかけてくれる人が多いです。向こうから声をかけられれば、あとはもうレジュメを渡さざるを得ません。迷いが出ないうちに、ここまで一気に持ち込んでください。

3-5.躊躇する前に喋っちゃおう

あらかじめ考えておいたセリフで、店員さんに話しかけてみましょう。
多少噛んでも気にせず、堂々といきましょう。
レジュメをファイルに入れぱなっしだと出すのに手間取るので、あらかじめ一枚出しておくことをおすすめします。そうすると、こちらが何か言う前に店員さんが察して

ああ、レジュメ?

仕事探してるの?

なんて声をかけてくれることも多いです。

3-6.よくある返答パターン

返ってくるパターンはいくつかあります。

OK、受け取っておくわね

なんて言ってくれることもあれば、

ごめん、今は雇ってないんだ…

と言われて受け取ってもらえない場合もあります。その場合は仕方がありませんので、お礼を言って次へ行きましょう。あなたのせいではありません。

ただ割と共通して言えるのは、みんな慣れているのか、優しく対応してくれる場合が多いです。

マネージャーに渡しておくよ。Good Luck!

と言ってくれる人、

今たぶん人を探していると思うから、可能性あるかも!

なんて言って受け取ってくれる人もいます。そうかあなたが神か。

やり方としては飛び込み営業みたいなものですが、いらない浄水器とかとかを売りつけようとしているわけではないので、そんなに邪険に対応されたことは今のところありません。

もし嫌な対応をされてしまったら運が悪かったと思って、心の中で放送禁止用語を連発しながら次へ行きましょう。

3-7.重要なポイント

よく言われるコツに次のようなものがあります。

”その場にいる店員さんに直接渡すのではなく、「マネージャーはいる?」と聞いて、マネージャーに渡すようにしましょう”

これはまあ正しいのですが、僕たち弱メンタリストには難易度高めですね。言えたら言う、くらいでもいいのではないでしょうか。

マネージャーに渡していただけますか?」とお願いするのも良いでしょう。会話の流れで、言えそうなときは挑戦してみてください。

それから、レジュメの入ったファイルをバッグにしまわないことも大事です。
良さそうなお店を見つけたらとりあえず入って渡せるように、ファイルは手に持っておきましょう。

バッグにしまってしまうと、「今日はいいかな…」となってしまいがち。弱気な自分が出てくる前に渡してしまう。そんなスピードを発揮するためのポイントです。


ファイルはカバンに入れず、手に持っておきましょう。

3-8.トライ&エラー

以上の繰り返しになります。

慣れないうちは、1、2件配るだけでも一苦労。ちょっと休憩するか…となってもそれはそれで良しとしましょう。僕は1件配っただけで疲れ果てて、コーヒー飲んで帰ったことがあります。笑えや。

今日は5件配れたら終わりにしよう

今日は頑張って10件行こう

などと、自分なりの目標を設定するのも効果的です。

3-9.結局運だったりする

もちろん、レジュメ配りの本来の目的は仕事を見つけること。
しかしこればかりは運というかタイミングもあるので、頑張ったら100%報われる!とは言えないものです。

100枚配ってもダメな可能性もあれば、1枚配っただけで見つかる可能性もあります。
結果が出なくても、自分が駄目だから…と考える必要はありません。ただタイミングが悪かっただけと考えましょう。

3-10.一日の成果をまとめよう

レジュメ配りが終わったら、どこにレジュメを配ったかをまとめておいたほうが良いでしょう。

レジュメを受け取ってもらえたところだけで良いので、お店の名前とエリア(もしくは最寄り駅)をメモしておきましょう。

面接やトライアルに繋がった場合、電話がかかってくる場合がほとんどです。
レジュメには携帯電話の番号とメールアドレスなども書いておきますが、テキストやメールでの連絡はあまりありません。

英語での電話はとてもハードルが高いものですが、オージーは特に「メールはめんどくさいからとりあえず電話!」という人も多いので、これは仕方がありません。

この時、せっかく電話をもらったのにどこのお店だか分からない…なんてことになったら勿体なさすzぎます。
えーっと・・・すいませんどこのお店ですか?」って聞くのも失礼ですしね。

色々なエリアでたくさんのお店に配った後ではよく分からなくなりがち。面倒ですが、電話に備えてまとめておきましょう。出られなかった時のために、留守番電話の設定もお忘れなく。



以上、ヘタレな私が考える、レジュメ配りのコツ?をお届けしました。

ワーホリの予定はけっこうコロコロ変わったりするものです。

私は絶対シドニーで働く!

だったり、

私は絶対ネイルの仕事を見つける!

だったり、一人ひとり目標やこだわりがあるものですが、やっぱり生活できなければどうしようもありません。

ずっと頑張っても結果が出ない時もありますので、その時には別の業種も探してみたり、別の街へ移動してみたりという柔軟性も大事です。

それでは皆さま、お互い頑張りましょう。

 

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