皆さま、こんにちは。
去る6月30日に、2年間のオーストラリア生活を終えて日本に帰ってきました。
帰国後はしばらくダラダラしたり、旅行に行ったりしつつ、現在は箱根の温泉旅館で働いてます。
1か月ぶりの更新となる今回は、現在働いている箱根の、知る人ぞ知る(?)おすすめスポットをご紹介します。当ブログ、初の国内編です。
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箱根といえば…
関東屈指の温泉地、箱根。
箱根湯本、強羅、塔ノ沢、宮ノ下…と、複数のエリアに多くの温泉旅館があります。
お正月の風物詩、駅伝の見どころでもある険しい山道を抜けると、その先には芦ノ湖が。都心からも比較的近い温泉地であり、日本人のみならず外国人観光客も多く訪れる場所です。
温泉と坂の町、強羅。正面の明星ヶ岳では大文字焼きが行われます。
(2017年は8月16日に開催予定)
箱根の見どころといえば…
箱根といえばなんと言っても温泉ですが、他によく知られているのが美術館。ポーラ美術館や彫刻の森美術館など、数多くの美術館があります。
芦ノ湖方面へ足を伸ばせば、心願成就や縁結びのご利益でも知られる箱根神社があったり、御殿場のアウトレットも比較的行きやすい距離にあります。
食べると7年寿命が延びると言われる、「黒たまご」が人気の大涌谷は、2015年に火山活動が活発になり、箱根の観光業に大きな影響を与えました。現在は落ち着いているようで、以前と変わらずたくさんの観光客が訪れています。
管理人おすすめのスポット
そんな箱根で、管理人がおすすめするスポットが、仙石原にある曹洞宗のお寺、長安寺。紅葉の名所として知られているお寺なので、ご存知の方も多いかもしれません。
こちらのお寺は紅葉の時期でなくても、とても静かで落ち着く空間です。3年ほど前に初めて行ってとても良かったので、今回久しぶりに参拝してきました。
長安寺への行き方
長安寺のある仙石原エリアへは、強羅駅から「観光施設めぐりバス」という路線バスに乗って25~30分ほどで行くことができます。
強羅までは箱根湯本から「箱根登山電車」で40分ほどです。バスは途中の小涌園方面から来るので、乗り継ぎ方法はお好みで。
僕は今強羅に住んでいるので、今回は強羅駅からの行き方をご紹介します。
強羅駅を出て少し進んだ左側、2番のバス停から乗ります。本数はあまり多くないので、特に帰りのバスの時間には要注意。
同じバス停から、御殿場のアウトレットへ行くバスにも乗れます。
降りるのは「仙石」というバス停で、運賃は片道420円でした。
山道を走るので、けっこう揺れます。混雑することも多いので、空いていれば早めに前のほうの座席に座っておくと良いと思います。
バスを降りるとすぐに、右手に案内が見えます。長安寺はここを入ってすぐのところにあります。
お寺が見えてきました。
レンタカーなどを利用する場合は、右手に駐車スペースがあります。
こちらが本堂。このお寺は「東国花の寺 百ヶ寺」の一つに数えられているそうです。
身体のバランスが独特な阿吽が迎えてくれます。
緑あふれる境内。紅葉の季節には一面真っ赤になるようです。
見どころ・五百羅漢像
さて、このお寺の見どころが「五百羅漢」の像。
五百羅漢とは、聖者として尊敬を集める、仏陀のお弟子さん500人のことだそう。この長安寺の五百羅漢像は、表情やしぐさがとてもユニークで面白いのです。
かわいらしい表情の方や、
マッサージ中の方々、
歴史を感じさせる、苔むした像があると思えば、
比較的新しい像も多くあります。
バカボンのパパ風の方(失礼)、
マイケル・ジャクソン的な表情の方、
三遊亭小遊三師匠風の方、
「えっ、さ、触ってませんよ!両手で吊革掴んでたし…」
お顔が陰陽の方や、
マリオのキノコのような風貌の、ちょっと変わった像も。
この一際可愛らしいお二人は、御朱印にも登場します。
(本文中に御朱印の写真を掲載しますので、自分で頂くまでのお楽しみにしたい!という方はご注意ください。)
山の斜面に沿って、たくさんの像が並んでいます。なかなか上まで行くのは大変ですが、下からのんびりと見上げるだけでも楽しい場所です。
ぬこがいました。
人懐っこくてかわいい。
しばらく愛でていると、お寺の方が声をかけてくださいました。そこで教えて頂いたことをいくつか。
・五百羅漢像は現在250体ほどで、少しずつ増えている。
・500体を目標にしているが、「あと50年はかかるかなぁ」とのこと。
・一番古い像は昭和60年に作られたそうで、実はそれほど古いわけではない。
(お寺は1658年創建とのこと。)
・ぬこは3歳の女の子。かわいい。
普段は静かでとても落ち着く空間なのですが、やはり紅葉の時期はとても混雑するそうです。
御朱印は頂ける?
御朱印ガール(またはボーイ)の皆さまへ。長安寺で頂いた御朱印をご紹介します。
3年前の11月に訪問したときに頂いたものです。中央の文字は恐らく「釈迦尊」と書かれているものと思います。
左下には先ほどご紹介した、可愛らしい2体の像があしらわれています。
御朱印は本堂の右側、ご住職さんのお住まいでしょうか、こちらでお願いして頂きます。
建物の前にも五百羅漢像がずらり。
◆
いかがでしたでしょうか。
本日は箱根・仙石原にあるお寺、長安寺をご紹介しました。
仙石原はススキの草原でも知られるエリアで、時期をうまく狙えば紅葉と一緒に楽しめるかと思います。
今回はバスを利用しましたが、箱根は車で巡るのも楽しい場所です。
山道の運転はちょっと大変ですが、大涌谷や芦ノ湖、反対方面へ走れば小田原城まで足を伸ばしたり、鈴廣のかまぼこを買い漁るのも楽しいです。遠方から訪れる方はレンタカーを利用するのもおすすめ。
箱根へお越しの際は、ぜひ長安寺を訪れてみてください。
【関連記事】
【紅葉】12月9日の仙石原・長安寺【ねこ】
※バスの運賃等の情報は、全て2017年8月7日時点でのものです。
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