皆さま、こんにちは。
僕は昨晩、パース空港で一夜を明かしました。
まず昨日の朝10時台の便のお見送り。僕は今日の22時台の便でシドニーに向かいます。一度パースの街に戻ろうかなとも思ったのですが、もう1泊バッパーを予約して荷物を置いて、町に戻ってまた空港に来て…というのも面倒。
バッパーも酷いところに当たると、うるさかったり汚かったりであまり身体が休まらないこともあります。僕も実際にパースのある安くて汚いバッパーで、ベッドバグと思しき何かに全身を50箇所くらい噛まれて大変な目に遭いました。それなら空港で1泊したほうがまだマシじゃ。
今回は過去最長の36時間という長丁場で、こんなに長いこと空港に留まる人もあんまりいないとは思うのですが、動画を観たりブログをいじったりしつつ時間を過ごしています。
目次
空港泊しやすい空港ってどこ?
間もなく1年10ヶ月目に突入するワーホリ生活で、空港泊をするのは6回目。思い起こすとけっこうやってる…。その内訳はメルボルン(タラマリン)で2回、アデレードで1回、ダーウィンで1回、そしてここパースで2回目です。
出発前か到着後か、ターミナルはどこかなどによっても差があるのですが、空港泊しやすい場所としづらい場所があります。
アデレードで1泊したときは到着時に既にカフェや売店が閉まっていて、夕飯が調達できず辛い思いをしました。逆にメルボルンは、24時間営業のマクドナルドやシャワーがあったのでかなり助かりました。
それではパースはどうか?ここはメルボルンと並んで空港泊がしやすいと思っているのですが、ターミナルと場所の選択が重要です。本日はパース空港で空港泊をする際のポイントをお伝えします。
パース空港はこうなっている
オーストラリアの空港はけっこうこじんまりしたものが多いですが、パース空港はその中では大きいほうだと思います。
T1からT4までの4つのターミナルがあり、T1とT2、T3とT4がそれぞれ隣り合っているのですが、両区間はかなり離れているのでシャトルバス(無料)などを利用して移動しなければなりません。
T1が国際線とヴァージン、T2はタイガーエアなど、T3はジェットスターとカンタス、T4がカンタスという感じになっているようです。
僕は今回ジェットスターを使うのですが、T3にはいません。空港泊を前提に来たので、より快適なターミナルに来ております。
それはT1。
皆さまも、もしパース空港で空港泊をすることになった場合はT1が良いと思います。
これから、T1の中でも空港泊しやすいポイントをご紹介します。
T1の良いところ
まず空港泊をするにあたって、以下のような条件が揃っていると快適度が増します。
・Free WI-FI
・横になれるイス
・シャワー
・電源
・24時間空いているお店(カフェなど)
それらが揃っているのがT1です。
それではT1を見てみましょう。
こちらがT1。大きなターミナルで、ヴァージンの紫色の照明が綺麗です。
おすすめの空港泊スポット
こちらは向かって左側の入り口からT1に入ったところです。番号の順番にご説明します。
①Meeting Point
入って左側、ヴァージンのカウンターがある奥に、「Meeting Point」と名前の付いたスペースがあります。
ここに、足を伸ばして横になれるイスが4つほど設置されています。
今回一夜を明かしたのはここ。電源もありますし、トイレもすぐ横。
次に出てきますが、③の登場手続きをするカウンターと②の到着ゲートの間にあり、静かな場所です。
ここが取れればベストだと思いますが、競争率高め。
②到着ゲート近く
この広いスペースは到着ゲート。T1着の便で来た人が荷物を受け取る場所です。
もちろん便が到着する度に人で溢れるのですが、夜間はとても静かになります。
電源も確保しやすいのでここも良い場所。
ただし足を伸ばせるイスはないので、寝る場合はベンチに座って寝るか、地べたに寝るかしかありません。底冷えするので辛い。
実際には写真の倍くらいの広さがあり、人もあまり多くないので寝やすい場所ではあります。
早朝便が到着すると人も増えるので、早めに寝ておいたほうがよいでしょう。
③ヴァージン搭乗手続きカウンター前
ここにもいくつか足を伸ばせるイスが置いてあり、電源もあります。
今回も空港泊をしている人が周りにけっこういましたが、一番人が多いのがここ。
こちらも②と同じく、早朝便の搭乗手続きが始まる時間になると人が増えてにぎやかになります。
T1で利用できるサービス
《Free Wi-Fi》
空港であれば大抵どこでも利用できるかと思いますが、パース空港でもWi-Fiが無料で利用できます。速度もけっこう速く、YouTubeも問題なく観ることができました。
《横になれるイス》
上記の通り、T1には横になれるイスがいくつか設置されています。これが非常にありがたい。
ただしやっぱり人気なので、深夜便で着いた場合などは既に埋まっている可能性があります。見つけたら早めに確保しておきましょう。
《シャワー》
シャワーは必須ではありませんが、やっぱりあると気分的にも良いですよね。
パース空港にはターミナルによってあるところ、無いところがありますが、T1にはあります。
利用料金も特にかかりません。
《電源》
長時間の空港待機には、スマートフォンやノートPCなどが無いと退屈で仕方がありません。電源の確保は重要です。
T1にはけっこうあちこちに電源があるので、電源の近くで寝る、という考え方で場所を探すのも良いでしょう。
他のお客さんも使いに来るので、その際は譲り合いで。延長コードやタップなどがあると便利です。
《お店》
24時間空いているお店があるととても便利なのですが、なかなか無いものです。
オーストラリア国内は時差もあるので、夕方の便で移動したら到着先では既に夜で、夕飯が買えずそのまま朝まで…なんてこともあります。
街中でも24時間のお店は少ない国ですから、日本の感覚でいるとご飯を買う時間を逃すことがあります。
T1ではこちらのカフェが24時間開いているようです。
すいませんちゃんと確認していないのですが、夜1時ごろに開いているのをみたので恐らく…
値段は高めですが、空港なので仕方ないでしょう。
24時間ではないですがカフェや、2階に上がるとHungry Jack’sなどいくつかのお店、免税店などがあります。
ちょっとしたお菓子や飲み物の自販機もありますが、総じて空港価格で高め。
出発前に空港泊をする際は、スーパーなどでご飯を調達しておくとよいでしょう。
到着後に空港泊をする場合は、ロビーまで出てしまうと何も買えない場合があります。
搭乗ゲート近くにお店があれば、ロビーに出る前に何か買っておいたほうがよいでしょう。
夜は動画を観たりネットサーフィンしたりと無駄に起きていてしまいがちですが、眠れるときにしっかり寝ておいたほうが良いでしょう。朝になると人も増えてきて、寝づらくなります。
空港は寒いことが多いので、風邪をひかないよう注意。
財布やパスポートなどの貴重品管理にも十分注意してください。僕は貴重品は小さなバッグへ入れて抱いて寝ていますが、やっぱり怖いですね。
まとめ
パース空港で空港泊するならT1へ。
T2、T3にはほとんど何もありません。T4は行ったことが無いので分かりませんが、後で行ってみます。
T3、T4からは離れているので、シャトルバスがあるうちに移動してしまうのが良いかと思います。
《追記》
空港ウェブサイトの案内ページを見ると、深夜でも1時間に2本は動いているようです。
空港泊は疲れも溜まりますし、盗難などのリスクを考えても、できればしないに越したことはありません。ですがLCCを利用すると、早朝便や夜着になることも多くなるので、空港泊せざるを得ない時の参考としてください。
パース中心街は夜になると、酔っ払いやジャンキーっぽい人も見かけます。夜遅く着いて、宿泊先のチェックイン可能時間が過ぎていて路頭に迷う…なんてことになったら危険です。もしそうなりそうなら空港で朝を待ちましょう。
願わくば、ラグジュアリーな航空会社の便で余裕ある時間に着いて、ラグジュアリーなホテルにチェックインできるようになりたいものです。
トイレの水道が現代的。
歯磨きしてペッとするときに少々罪悪感のようなものを感じる作りです。
※ 掲載されている情報は全て、2017年3月20日現在のものです。
設備などは変更になる可能性がありますので、最新の情報はパース空港のウェブサイトでご確認ください。
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