皆さま、こんにちは。
最近はLINEやFacebookメッセンジャーなどのサービスが一般的になりました。これらのサービスはインターネットさえ繋がれば音声通話もできますから、最近はほとんど電話を使う機会がなくなりました。
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現在日本で一番使われているのはLINEだと思いますが、ヨーロッパや中南米などではWhatsAppというアプリが一般的なんだそうです。僕がメルボルンで通った語学学校にはブラジルやチリなど南米系の学生さんが多かったので、日本人のクラスメイトでも、WhatsAppのアカウントを新しく作ったという人もけっこういました。
話は戻りますが、LINEがこれだけメジャーになったのは、バリエーション豊かなスタンプの存在が大きかったのではないでしょうか。特に、オリジナルのスタンプを販売できる『クリエイターズスタンプ』が始まって以降は、もはや一つの文化と言ってよいほどスタンプのバリエーションが増えました。
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名作スタンプの伝道師
15年来の付き合いになる友人のK氏は、妙なLINEスタンプを見つけてくるのが得意な男。彼の発掘してきた絶妙にシュールなスタンプたちに触発されて色々と買いまくっていたら、いつの間にかスタンプの総数が180を超えていました。
たっぷり。
このシリーズでは、私のスタンプコレクションの中から、普段よく使うおすすめの作品たちをご紹介します。前述のK氏を始め、友人が見つけてきた、あるいは使っていたものを真似して購入したものも多いです。
special thanks to Mr.K and my lovely friends.
古いものから新しいものまで。アニメ、マンガ作品など有名どころから、何を考えて作ったんだろうと聞きたくなる珍妙なものまで。あなたのコミュニケーションがより一層豊かになること間違いなし。
【☆公式スタンプ部門☆】
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『よつばと!』/よつばスタジオ・あずまきよひこ
ご存知、あずまきよひこ先生の大人気作品『よつばと!』のスタンプ。
登場するのは主人公よつばのみですが、感情表現豊かなよつばのキャラが生きた、可愛らしい表情のスタンプが揃っています。
イラストのみの1作目に対して、セリフが付いてやや色味が変わった2作目も登場しましたが、個人的には1作目のほうが好きです。
オススメ:了解したときに。
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『日常』や『CITY』などの作品で知られるあらゐけいいち先生のスタンプ。
『よつばと!』にも通じるゆるくて可愛らしい雰囲気ながら、より尖ったスタンプも。
おすすめ:謝るときに。
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『三国志』/Sony Digital Entertainment・横山光輝
ご存知不朽の名作、横山三国志。スタンプ化された当時の記事によると、膨大なページ数の中から実に4,000以上もの候補が選ばれたとか。原作が好きな人も、読んだことのない人も使いやすいスタンプだと思います。
おすすめ:有名な通称「ウム!の人」。賛成するときに。
続編『ちょいウザ!三国志スタンプ』に収録されているこちらも汎用性が高い。
◆◇◆◇◆
『ゴルゴ13』/Sony Digital Entertainment・さいとう・たかを
日本の漫画史に輝くご長寿作品、ゴルゴ13。口数少ないゴルゴのキャラクターが、相手に無言の圧力をかけたいときにうってつけ。
おすすめ:相手を心配する時に。
元ネタ。
「おれかい?」という、今では考えられないようなセリフを口にする、ごく初期の一コマ。
とにかく存在感の強烈なキャラクターなので、敢えてこういう脇役を使ってみるのも一興。この人はたまに登場する、ゴルゴの銃の改造などを行う職人さんですね。
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『彼岸島』/講談社・松本光司
松本光司先生によるホラーサバイバルスタイリッシュ丸太アクションシリアスギャグ漫画『彼岸島』のスタンプ。四六時中ハアハアしている登場人物、折れても折れても再登場する日本刀など彼岸島独特のカルチャーは数多いですが、やっぱり彼岸島といえば丸太。丸太といえば彼岸島。あの名場面もバッチリ収録されていますので、積極的に使いましょう。
おすすめ:吸血鬼に立ち向かうときに。
【☆クリエイターズスタンプ編☆】
◆◇◆◇◆
『ゴリラ』/オッサン
LINEスタンプで人気が高いのはやっぱり『うさまる』に代表される可愛いスタンプですが、たまにはこんな男らしいスタンプもいかがでしょうか。というか意外とゴリラスタンプは数がある。
セリフは一切なく、表情と仕草だけで語る潔さ。普段可愛いスタンプを使うことが多い女性がたまに使ってみると、意外なギャップが生まれるのではないでしょうか。
おすすめ:「まあまあ落ち着いて」と相手をなだめたいときに。
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パステルカラーで柔らかい雰囲気の可愛らしさ。男性女性問わず使いやすいと思います。
セリフ付きで使いやすいものの中に、いくつか使いどころがよく分からないものが混じっているのが素敵。
おすすめ:相手がお疲れのときに。
◆◇◆◇◆
どのイラストも絶妙に良い表情。内容もややひねりが効いていながらも、ほどよくゆるい。目上の人に使っても許してもらえそうな雰囲気がある(個人の感想です)。
おすすめ:相手に圧力をかけたいときに。
◆◇◆◇◆
『いろんなとりたち。』/水瀬
走り書きのような脱力感のあるタッチで、可愛らしさとおふざけ感の程よいバランス。
こちらも幾つか、完全に使いどころの分からないものが入っているのが良い。
おすすめ:使いどころが分からないということは逆にどんなシチュエーションでも使える。文字だけでは寂しい感じなので、何かスタンプを付け足したいときに。
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『からあげ』/EX K.K.
シュール系スタンプの代表格にして、多くのクリエイターに多大な影響を与えた名作。(たぶん)
可愛いもの、実用的なものだけがLINEスタンプではないと世に知らしめた、エポックメイキングなスタンプでした。
ものによってはパッと見からあげと気づきにくい場合がありますが、そこはご愛敬。
「ありがとう」など、ごく普通のスタンプと、攻めまくったスタンプが同居している。
おすすめ:飲み会などのお誘いをサクッと断りたいときに。
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食に特化したスタンプで、「何食べたい?」という質問に対する使い心地は最高。ご家族、ご夫婦、カップルの会話に最適。
「なんでもいいよ」と応えていつも彼女に怒られるあなたへ。このスタンプを活用しましょう。
おすすめ:次の飲み会の幹事があなたなとき。
【☆☆☆特選!殿堂入り部門☆☆☆】
◆◇◆◇◆
あの「オモコロ」でも紹介された、謎の外国人実写スタンプシリーズ。中でも抜群の破壊力を誇るのがこのWaduh Bapak。スタンプを開けば、ずらりと並ぶ外国人男性たち。タイあたりの人でしょうか?もの言わぬ彼らの絶妙な地味さと、狙いどころの分からなさ。
日本人の実写スタンプも見つけることができますが、不思議とあまり面白さを感じない。外国人だからこその、言葉にできない魅力。この中の誰かの名前なのか、それとも何か別の意味があるのか、全く分からない「Waduh Bapak」というタイトル。ワドゥ・バパック。発音が正しいか分かりませんが、その響きも素晴らしい。
「ハンサムで魅力的な人たち」という説明文もグッとくる。
彼がワドゥ・バパックさんなのだろうか。
アイコンにもなっている↑の彼もインパクトがありますが、
この人も良い。
なぜか右側に謎の空白があるため、
会話に使うと真ん中に寄ってしまう。その辺りのやる気のなさも最高。全てにおいて文句のつけようがない名作。
◆◆◆
いかがでしたでしょうか?
素敵なスタンプを発掘して、あなたも楽しいコミュニケーションを!
《参考文献》
制作期間2年以上、「三国志」LINEスタンプにかけた“原作厨”の情熱 “狂気の企画書”420ページ 「あのコマ」入らなかった理由は……(IT media NEWS)
【LINEスタンプ】今、アジア人の実写スタンプがアツい!!!(オモコロ)
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